公式の正答は、試験日の翌営業日に、キャリアコンサルティング協議会(キャリ協)の「過去問題」ページへ掲載されます。第26回から第32回までの掲載告知を1本ずつ開いて日付を突き合わせたところ、7回とも例外がありませんでした。月曜が祝日だった2回だけ、火曜にずれています。

この記事は、試験が終わった当日から数日のあいだ、公式の正答がいつ出るのかを知りたい受験者向けです。根拠にしたのは、キャリ協の「試験に関する情報」ページに残っている掲載告知の日付7本と、同じくキャリ協の試験日程ページに載っている第26〜32回の実施日です。推定や関係者の話は使っていません。

学科は両団体が共同で作る共通問題なので、正答の中身もどちらの団体で受けたかによりません。ただしこの記事で日付を確認できたのはキャリ協の告知だけで、日本キャリア開発協会(JCDA)側の掲載日は確認していません。

正答番号そのもの(問1の正答が何番か)は、当サイトでは掲載しません。学科の試験問題等は両団体の共同著作物で、公式が使用許諾制を明記しているためです。

直近7回とも、試験日の翌営業日に掲載されています

キャリ協は、学科の問題と正答を「過去問題」ページに載せたことを、そのつどお知らせに出しています。第26回から第32回まで、そのお知らせの日付と、同じ回の実施日を並べたのが次の表です。

学科の実施日正答の掲載告知の日付試験日からの日数曜日の事情
第26回2024年7月7日(日)2024年7月8日(月)翌日
第27回2024年11月3日(日)2024年11月5日(火)2日後11月4日が振替休日
第28回2025年3月2日(日)2025年3月3日(月)翌日
第29回2025年7月6日(日)2025年7月7日(月)翌日
第30回2025年11月2日(日)2025年11月4日(火)2日後11月3日が文化の日
第31回2026年3月1日(日)2026年3月2日(月)翌日
第32回2026年7月5日(日)2026年7月6日(月)翌日

実施日はキャリ協の試験日程ページ(過去の試験)から、掲載告知の日付は同じくキャリ協のお知らせ一覧から取りました。告知の本文は回によってほぼ同じで、直近の第32回は次のとおりです。

第32回 学科試験問題ならびに正答、実技(論述)試験問題等を「過去問題」に 掲載しました。

出典: キャリアコンサルティング協議会「試験に関する情報」(2026年7月6日)

7回とも、掲載先は「過去問題」のページです。個別の速報ページや専用URLが作られるわけではないので、試験の直後に見に行く先も、半年後に過去問を取りに行く先も同じページになります。そのページの構成と、直近3回分しか公開されないという公開範囲は学科の過去問にまとめました。

同じ告知で、実技(論述)の試験問題も同時に掲載されています。学科の正答と論述の問題は、同じ日に同じページへ並ぶということです。

2日後になった2回は、どちらも月曜が祝日でした

7回のうち5回は日曜の翌日、つまり月曜に掲載されています。残る2回は火曜でした。ずれた2回に共通しているのは、あいだの月曜が休日だったことです。

第27回は2024年11月3日(日)に実施され、その日は文化の日にあたるため、翌4日(月)が振替休日になりました。掲載告知は5日(火)付です。第30回は2025年11月2日(日)に実施され、翌3日(月)が文化の日でした。掲載告知は4日(火)付です。

つまり試験日の翌日試験日の2日後は、別々の運用ではなく、同じ運用を違うカレンダーに当てはめた結果だと読めます。日曜に実施し、次に事務所が動く日に載せる、と考えれば7回とも説明が付きます。学科・論述の試験日は日曜に固定されているので、判断に必要なのは、試験日の次の平日がいつかだけです。

ただしこれは、公式が公開日のルールを文章で公表しているという意味ではありません。キャリ協の受験案内にも試験日程ページにも、正答の公開日についての記載はありません。上の表は、あくまで過去7回の実測です。

掲載の時刻は、第26回のお知らせに残っています

何時に載るのかについては、公式が意図して公表しているわけではありません。ただ、第26回のときにアクセスが集中し、そのお詫びのお知らせが出た結果、時刻が記録として残りました。

本日10時に、第26回キャリアコンサルタント試験の問題と正答をウェブサイトにて公開いたしましたが、10時直前より、アクセスが集中してしまい、その後サーバーにアクセスしづらい状態が続いていました。 現在は、アクセスできる状態に復旧しております。この時間帯にサイトをご覧いただいた方には、ご不便をおかけして大変申し訳ございませんでした。

出典: キャリアコンサルティング協議会「試験に関する情報」(2024年7月8日)

同じ文面のお知らせは、第25回のとき(2024年3月4日付)にも出ています。少なくともこの2回は、掲載告知と同じ日の午前10時に公開され、その直前からアクセスが集中したことになります。第27回以降のお知らせには時刻の記載がないため、10時という時刻が現在も維持されているかどうかは公式資料からは分かりません。

読み取れるのは、公開直後にアクセスが集中する時間帯があるという事実のほうです。当日つながりにくくても、しばらく置いてから開き直せば済みます。

個人が出す解答速報と、公式の正答は別のものです

試験の当日から、受験者や講座の運営者が自分で解いた解答を公開することがあります。これらは公式の正答ではありません。当サイトでは、そうしたページの紹介やリンクはしません。根拠にできるのは、上の表の日付で公開される公式の正答PDFだけだからです。

区別のポイントは3つです。第一に、出所が公式サイト(キャリ協またはJCDA)のドメインかどうか。第二に、掲載先が「過去問題」のページかどうか。第三に、試験当日に出ているものは公式ではないという点です。過去7回のうち、試験当日に掲載告知が出た回はありません。

第33回(2026年11月1日)の正答がいつ公開されるかについて、公式の予告は出ていません。当サイトでは公開日の予想もしません。上の7回の実測を持ったうえで、キャリ協の「過去問題」ページを直接確認してください。第33回の日程全体は第33回の試験日程にまとめています。

正答で自己採点できるのは学科だけです

正答が公開されても、その日に分かるのは学科の得点だけです。実技には正答も模範解答も存在しません。キャリ協の過去問題ページには、次のように書かれています。

過去に実施した3回分の試験問題を公開しています。 なお配点・試験の内容に関するお問い合わせには、お答えできませんのでご了承ください。 (中略) ※模範解答は公開しておりません。

出典: キャリアコンサルティング協議会「過去問題/学習情報」

論述については、公開されるのは問題だけです。配点や採点の内容を問い合わせても答えてもらえないことも同じページに明記されています。手掛かりが設問文・配点・出題範囲の細目に限られる理由は論述の過去問で整理しました。

学科の合否も、自己採点で確定するわけではありません。正式な結果は合格発表を待つことになります。第33回の受験案内には次のように書かれています。

結果通知は、2026 年12 月16 日(予定)に、受験申請書に記載された住所へ郵便にて発送いたします。また、同時に試験ウェブサイトにも合格者の受験番号を掲載します。受験票はそれまで大切に保管してください。

出典: 第33回 キャリアコンサルタント試験 受験案内(キャリアコンサルティング協議会)

学科・論述の試験日から合格発表までは1か月半あり、そのあいだに面接があります。自己採点の結果がどうであれ、面接の準備を止める理由にはなりません。学科がどの分野から出ているかを振り返るなら、学科で出る理論家を数えたも使えます。

まとめ — 次に取る行動

  1. 受験した回の試験日の「次の平日」を手帳に入れ、その日にキャリ協の「過去問題」ページを開く。過去7回はその日に掲載されている
  2. その日が祝日なら、さらに1日後ろにずらす。7回のうち2回はこのパターンだった
  3. 自己採点は1問2点で35問以上を目安にする。論述は正答も模範解答も無いので、自己採点の対象にしない
  4. 試験当日に出ている解答は公式ではないと切り分け、公式の正答が出るまでは面接の準備に時間を使う